サーバーの移転と光の再開通
〜フレッツ光・プレミアムとBフレッツファミリー100の違いは?〜

1 移転の経緯
 転勤のため,サーバーの設置場所の移転を余儀なくされ,さらに光をいったん撤去し,再度現地調査から初めなければならなくなってしまった。
 新しい宿舎のすぐ近所に基線があり,光が開通しており,クロージャーも設置されているが,「光プレミアムを引くには基線を変更しなければならず,元から設計をしなおすので時間がかかる」とはNTT116の受付嬢の話,そのため,光が引けるまでサーバーを閉鎖させておくわけにはいかないので,ADSLを利用して再開することに決定する。
 しかし,私が入る宿舎の部屋は,独身寮として使用していたということで,電話回線が引かれておらず,NTTの調査が必要とのこと,その調査は早くても4月10日とは,受付嬢の話,「ええ!そんなには待てない」「光もすぐには引けない,電話回線の調査も4月10日」これでは約2週間電話もADSLも使えなくなってしまう。そこで,受付嬢を相手に粘ってみる「光の現地調査も延期,電話回線の調査も2週間後」,これでは困る。
 電話だけでも何とかならないか」と泣きついてみたところ,3月25日に転居,27日に電話回線の調査ということになり,27日にはADSLが使用できる予定になった。
 
2 電話回線&ADSLの開通,光の現地調査
 3月25日朝からの引っ越し作業が夕方には終わり,3月27日の電話回線&ADSLの開通を待つことにした。当日は立会人がいるが私は仕事初日ということと翌朝までの仕事と予定が組まれていたので,女房に立ち会いを頼むことにする。
 ところがここでうれしい誤算が舞い込んだ,女房から今NTTの電話工事の人が来ているから電話を替わるとのこと,むむうおかしい何だろう?工事人曰くどこから光を引き込まれますか?壁にビスを打ち込む許可は管理者から取ってもらえますか?とのこと。電話工事ではない光の現地調査だ,わーい!わーい!早速管理者に許可をもらいその旨を回答するとNTTの方に工事にかかれると回答しておきます。お客さんが急いでいるので早急に工事に取りかかるように手配を取ってもらいますとのことであった。
 そして,電話工事の方は3月27日夕方来たが結局回線の引き込みが分からないとのことで,3月28日の朝やっと電話が開通,おかげで28日夜からADSLによるサーバーの再開となったが速度的には無理があるようだ。やはり光の開通がなければ本格開通にはならない。
 よって,サーバー半開通といったところだ。
 
3 フレッツ光・プレミアム現地調査の詳細
 建物の種類によって,つまり持ち家かマンションか公的な建物かなどによって,現地調査を必ず行わなければならない場合が規定されているようで,私の場合も完全に現地調査が必要の部類ということでした。
 3年前に別の場所で光を引き込んだ時,現地調査と管理者の許可を得るためにいろいろ思案した経験を生かして,調査に来た人に,ベランダ越しにエアコンの穴から引き込んで欲しい,以前もそれでOKだったと電話で説明したところ,光ケーブルを固定するためにエアコンの穴近くにビスを打ち込みたいので管理者に許可を取ってもらいたいとの要望。
 前回は,この要望を満たすのにいろんな書類を作って管理者を説得したが,今回は撤去するときに現状復帰してもらえばいいですとのことで,いとも簡単にOKが頂けた。やはり月日が経って光ケーブルも浸透してきた証拠だなと独り合点で喜んだ。
 
4 現地調査後の経過と工事日の決定
 現地調査が終われば,いつ工事にかかってもらえるのかそれが一番気に掛かること。4日後にNTT116に問い合わせてみるがまだ現地調査の書類が届いていないので分からないとのこと。
 むむ!!何とかならないかと思案の結果,3年前にも同じように4ヶ月も待たされて問い合わせたNTT企画室の担当者がすぐに対応してくれたのを思い出し,名前と電話番号を記憶させていたことからその人に電話してみる。
 4月3日になって,4月24日の午後から工事が出来ますとの連絡が入った。無理を言って急いでもらってもこれが限度で,工事の日程が予想以上に混んでいるとのことで,申し込みから約一ヶ月での工事ということになった。3年前には4月に申し込んで催促を繰り返して開通したのが4ヶ月後の7月だったのを考えると我慢するしかない。
 今回は,ベランダの前を電話線が通っているのとすぐそばに電話柱が立っているので,直接ベランダ越しにエアコンの穴を利用して引き込むことが可能なので工事の時間も少なくてすむだろう。工事の当日は,もちろん私は仕事なので,女房に立ち会いを頼むことにした。
 4月19日家に帰ると女房が「○○通信さんの車が来て近くの狭い道に大きなバケットカーを止めて工事をしていたよ,○○通信さんは光の調査に来た会社よ」と教えてくれた。もしやと思って,車が止まっていた場所に行ってみると,クロージャーから光のケーブルが出て私の宿舎の方向に伸びていた。

クロージャーから光のケーブルが分岐している。


 さらに,4月21日夜,女房が「宿舎の前の電話柱の下に先日の車が止まっていたよ」と教えてくれたので,懐中電灯を持ち出して見るが暗くて見えない。4月22日夜明けとともにベランダからのぞくと,電柱にぐるぐる巻きの線が見える,光のケーブルだ!!すでに目の前の電柱まで引いてある。後は,4月24日エアコンの穴から引き込むだけのようである。

電柱に以前はなかった黒いぐるぐるが出来ている。

このエアコンの穴から光ケーブルを引き込む。

5 4月24日開通
 4月24日午後からの工事ということで,心待ちにしていたころ,午前10時前に女房から携帯電話機にメールで「工事の人が来ている」との知らせ,午前中には全ての工事が終了して無事開通となった。

電話柱と電話柱の間からほぼ直角にエアコンの横に光ケーブルが引かれている

エアコンの穴から引き込まれた光ケーブルと回線終端装置(ONU右)と加入者網終端装置(CTU左)

6 問題発生
 早速,仕事を終えて帰宅して,サーバーの設定等を行うことにした。ここで大きな問題が発生した,Bフレッツとは機器構成が大きく変わっている。
 
回線終端装置(ONU),加入者網終端装置(CTU)の二つが設置してある,回線終端装置(ONU)もBフレッツ用とは明らかに違う。既存のBBR(MN8300)を接続するも全くリンクしてくれない。
 NTT(0120−248995)に問い合わせたところ加入者網終端装置(CTU)がルーター機能を持っており,光プレミアムはこの加入者網終端装置(CTU)を使用しなければ接続できない仕組みになったいるとのこと,おーいそんな説明一切なかったぞ。するとBBRが機能しないではないか?このままではサーバーの開設に必要なダイナミックDSNがそのままでは利用できないし,サーバーとクライアントPCで接続プロバイダの振り分けも出来ない。例えば,サーバーはAプロバイダ,そのほかのクライアントPCはBプロバイダを使用する設定が出来ないのである。

 
結局,2時間の電話でのやりとりの結果,今までどおりの使用方法は光プレミアムでは出来ないとのこと,そこでBフレッツに変更するにはどうしたらいいのか,116から連絡が来ることになった。
 しかし,Bフレッツと光プレミアムの違いがNTTのWebサイトのどこを見ても表示されていなかったのは頂けない,私の説明不足だったかもしれないが,それにしてもこの違いを説明してもらわないと私同様に後悔する人が出てくると思われる。
 
7 サーバーの開設
 しかし,光になったのにサーバーを放っておくわけにはいかないので,加入者網終端装置(CTU)の説明書を見ながら何とか開設にこぎ着けたがやはり不安がのこる。
 Webサーバー,FTPサーバー,メールサーバーと無事に作動しているが果たして,十分に稼働してくれているのか疑問である。ダイナミックDSNはDiceを使用することで解決したが,プロバイダの振り分けが出来ないのが難点である。
 
8 問題の解決策
 4月25日NTT116から連絡があり,結局,フレッツ光・プレミアムは工事費が無料だったが,Bフレッツに切り替えるには2万7900円の工事費がいるとのこと,こちらの都合といえばそうだが,説明不足もあるのではないかと言っても仕方がないので,工事費を払ってBフレッツファミリー100に変更をすることになった。工事日はやはり一ヶ月後の5月19日(金曜日)ということに決まった。
 サーバーのプロバイダとクライアントのプロバイダを振り分けて使用するために2万7900円も払う必要があるのかと言われればそうだが,自分自身としては何かサーバーへのアクセスとクライアントからのインターネットの利用が同じIPで重なるのを避けようとする気持ちだけなのかもしれない。
 フレッツ光・プレミアムの全ての機能を理解していない,説明不足だった私が悪いのか,私のような使用方法を理解していなかったNTT116に問題があったのかいずれにしても一ヶ月待って2万7900円を支払って自己満足的な解決策となった。
 
9 工事完了
 5月19日無事に工事が完了し,以前と同じ設定が復旧しました。工事費は1万9100円ということで,ちょっと安くなったようです。これで移転前と同じ設定が可能になりました。
 
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